絵本で子育てセンターの講座を受けて

絵本で子育てセンター』さんでの1年間の学びを終えました。
4月から始まり、6回の講座を経て翌年2月。
毎回の手書きレポートの提出に四苦八苦、最初は「今どき手書きって…」と驚きを隠せなかったけれど、今となっては良き思い出。しかし書いてて手が痛くなったのは久しぶりだった。笑

頭のなかで全然まとまってない感想ですが、とにかく深かった。私の人生経験ではまだ受け止めきれていない。
講師になりたいと思って受けたわけではなく、絵本を手渡す一人として、「いい絵本」って呼ばれるものって何なんだろう、そもそも絵本ってどういう存在なんだろう、っていうことを考えるきっかけが欲しくて。絵本が好き、で始めたけれど、少し引いた目線が欲しくなったのかもしれません。

結果として。絵本の良さを特に「ひとの成長」という方向からしっかり眺めることができた。同じ関心を持っている沢山の方と出会えました。
絵本を作る立場の人たちから沢山お話を聞けたのも本当によかった。直接的な絵本の話、というよりは、その人たちの哲学、エッセンスが漏れ出てくるようなお話だからこそ心に残ってます。

中には、もう他界されている方もいらっしゃって。画面越しにお話を聞いてて感じたのは、本当に生きている死んでいるを超えてこの場に集っているんだっていうこと。死んでもその人の意識は生き続けるってこういうことなのかと、体感した瞬間でもあり、ちょっと言うのは恥ずかしいけれど何かおっきなものに包まれたような、不思議な感覚がありました。
絵本自体が、長い年月を超えて愛されている存在。刊行50年を超えた作品がばんばんメインの棚に並んでいる姿を目にすると、その普遍的なものに心奪われるのです。

テクノロジーの発展とともに、手で触り口を開き目で見て耳で聞き時には匂いが漂ってくる、人のぬくもりを感じながら繋がりの架け橋となる、絵本というものの良さも対極でますます光輝いていくと、思いました。

絵本を子育ての観点から、アートの観点から、心理の観点から、沢山切り口はあるけれど、誰かのお役に立てるように私なりの視点をこれからも楽しく模索していけたらなと思った今日でした!

今のところは別の仕事でも感じるけれど、やはりアートの時間が一番面白味を感じてて。
昔から正解不正解のないあいまいな世界に惹かれて、これが正解!って言われると反発したくなるあまのじゃくです。笑 でも同時に、自分が目に見える数字や枠にとことんハマっている矛盾にも気づいて、その葛藤がある。

毎回子どもたちを通して、私自身の枠に気づかせてもらっています。
こんな私なんかが言うのはおこがましいけれど、みんなが、自分には無限の可能性があるっていうことを感じられるようなサポートができたらなぁって思う。これはダメ、あれはダメを取っ払ったところで出てくるものを大切にしたい。これは、私にもやってあげたい。笑

アートには色んなものを取っ払う力があると感じる。
アートや、絵本、言語も。うまく融合させていけたらないいなぁ。

講座のお話からアートに話がぶっ飛んでしまいましたが。
これからも皆様と気づきをシェアしていけたらと思っているので、どうぞよろしくお願いします。

梅田俊作さんからサインをもらったよ。一人一人で描いてくれた。嬉しいな♪

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